発表会、コンクール、グレード等、人前で演奏する場合、演奏はもちろん大事ですがステージマナーもとても大切です。
舞台袖から出て帰ってくるまでの動きが、ひとつの美しい流れになることが理想です。
特に初めて人前で演奏する生徒さんには、ひとつひとつの動作を事前にしっかり練習してもらいます。そうすることで安心して演奏もできて、また、舞台上での生徒さんの堂々とした振る舞いを見て、保護者の方から喜びの声をいただくことが多々あります。ピアノを通して人前で堂々と振る舞える力 がついたら嬉しいです。
(画像の内容)
ステージマナー(本文はすべてひらがなとカタカナ)
①ピアノの前に立つ。
かかとをそろえる。まっすぐ前を見る。
おへその下で両手をそろえる。(男子は、手は体のわきにまっすぐおろす。)
➁おじぎをする。
しっかり床を見る。
頭を上げたらまっすぐ前を見る。
③椅子に座る。
手はおひざ。
1曲目の曲のイメージを考える。
手を置く場所をよく見て、さっと手を置く。
④弾く。
(2曲弾く場合は)1曲目が終わったら手はおひざ。
2曲目の曲のイメージを考える。
手を置く場所をよく見てさっと手を置く。
⑤弾く。
➅演奏が終わったら手はおひざ。
椅子から降りて、最初と同じようにおじぎをして、退場する。