昨日は、中学生の生徒さんとシンフォニア4番のレッスンをしました。
冬の寒さに耐えながら暖かい春の訪れを待つようなイメージの素敵な曲です。
沢山クリアしなければならない課題はありますが、何と言っても難しいのは、内声にテーマが出てきた時の左右の分奏です。
そこだけ弾けば何とかなりますが、他の声部と一緒に横の流れを意識しながら弾くのは大変です。
(そういえば初歩のテキストにもにも真ん中のドに両手の1の指を置いてメロディーを左右で分奏する曲が出てきますね。)
``筋肉は心に従う‘‘という言葉がありますが、心に理想の音をもって1音1音よく聴きながら美しい響きを作っていく地道な作業になります。
その積み重ねによって生徒さんの演奏がどんな風に仕上がるのかとても楽しみです。