``この曲が弾きたい‘‘と生徒さんが『エリーゼのために』の楽譜をもってきました。
昔も今も、ピアノを習っていたら1度は弾いてみたい人気曲ですね。
あまりにも有名な冒頭のテーマは、油断すると ミ#レ の数を間違ってしまうから要注意です。
その他にもいくつか難所があります。
まずはその1つ目。34、35小節目の ミ が高さを変えて9個続くところ。
多くのテキストには始めのオクターブ違いのミを左手の5(の指)~5 と書いてあります。オクターブの5の指は跳躍は子供には難しいと思います。
9個のミの指使いのおすすめは、
左5 左1 右1 右1 右5 左5 左1 右1 右5 です。
オクターブが届かない場合は、
左5 左1 右2 左2 右2 左2 右2 左2 右2 です。
アーティキュレーションの問題もありますが、まずは音を正しく弾けることが大切です。