エリーゼのために①

``この曲が弾きたい‘‘と生徒さんが『エリーゼのために』の楽譜をもってきました。

昔も今も、ピアノを習っていたら1度は弾いてみたい人気曲ですね。

あまりにも有名な冒頭のテーマは、油断すると ミ#レ の数を間違ってしまうから要注意です。

その他にもいくつか難所があります。

 

まずはその1つ目。34、35小節目の ミ が高さを変えて9個続くところ。

多くのテキストには始めのオクターブ違いのミを左手の5(の指)~5 と書いてあります。オクターブの5の指は跳躍は子供には難しいと思います。

 

9個のミの指使いのおすすめは、

左5 左1 右1 右1 右5 左5 左1 右1 右5 です。

 

オクターブが届かない場合は、

左5 左1 右2 左2 右2 左2 右2 左2 右2 です。

 

アーティキュレーションの問題もありますが、まずは音を正しく弾けることが大切です。